「ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代」と言う本。

本当はプログラミングの参考になりそうな本でも買おうかな
とも思ったのですがパラパラっと見た感じ面白そうだったんで購入。
本当は気軽に"ウェブ3.0"なんて言葉は使って欲しくないのですが、
とりあえず今後のインターネットの巻き起こす社会について考察
してみようという内容には興味がありました。
出版されたのは1年以上前なので少し古い本なんですけどね。
献血の間ずっと読んでいて、家に帰る途中も読み続け、
家でも読み続けて結局最後まで読んじゃいました。
通勤読書にしたかったのに出来ず(笑)
それほど特別な主張をしているわけではないのですが、
なかなかきれいに整理されててわかりやすく的を得た本でした。
人類が火を使えるようになった話から始まるエピローグ。
もうかなり成熟したかのように思えるインターネットですが、
やっぱりまだまだ過渡期で、本当にインターネットを使った
成熟した社会はこれからと言う感じ。
インターネットに携わる仕事をしている僕としては
まだまだやれることがいっぱいあるというのはうれしいところ。
ノイズ情報に価値が発生するってのも気になったテーマ。
情報のパーソナライゼーションが進むみ、
欲しい情報が効率的に届くようになっていますが、
そればかりがだと偶然的な情報との出会いがなくなってしまう。
ノイズともいえる情報とも上手に付き合っていく必要がありそうです。
リアルな社会とのシームレスな融合や
自分の状況やゆとり具合を判断して、状況に応じた情報を先読みする
ようなパーソナライズな端末サービスが登場するだろうとも語ってますが、
そのあたりは僕も日々考えてることと近いですね〜。
あとGPSと連動した行動日記も当たり前になりそうとのこと。
嫌がる人もいるかもしれませんが、子供の誘拐とかでもGPSは重要と
されていますので注目されていくとは思いますね。
さて献血後に買ったプログラムの本も読もうっと♪