世の中にiPhone 3Gに関する記事はあふれるように増えてますが、
自分を含めて既に購入した人にとっても非常に参考になる記事が多く、
買いたいけど購入できてない人にも、買うか決めてないけど興味がある人にも、
買うつもりがない人にとっても、いろいろ参考になってるかと思います。
僕も発売前から買うべきか買わざるべきかさんざん悩みつつ、
買う前から何度もiPhone 3Gに関する記事書きつつ
結局2台目携帯として買ってしまった訳ですが、
とりあえず僕なりの感想みたいなものを残しておこうかなと。
まず全体的な感想としては、
店頭でちょっと触っていたときとは比べ物にならないぐらい
使い勝手がよく、既になくてはならないものになってます(笑)
メイン携帯として使用しても良かったなあと思えるぐらい。
あまりに良すぎてもう手放せない状態。
目的がなくてもついつい触ってしまうすごい魅力を感じます。
この感覚は久しぶりです。
●文字入力
「タッチパネルによる入力が果たして使い易いのか?」
「今の携帯に取って代われるのか?」とずっと疑問だったのですが、
今は全く疑問なく、むしろこっちのほうが使い易いと思える状態です。
最初は隣のキーを押して押し間違えることも多かったのですが、
慣れてくるとそういうこともなくなってきて実に快適。
・アルファベットでのローマ字入力
・携帯と同じように同じボタンを何度も押す入力
・"あかさたな"の文字を長押しして表示される文字選択
・"あかさたな"の文字を上下左右にスライドさせる入力
とさまざまな日本語入力方法がありますが、
特に4つ目の入力方法は画期的。
日本語がすべて一回の動作で呼び出せますからね。
"い"だから左にスライド、"こ"だから下にスライド、
"め"だから右にスライド、"ん"は上にスライド
と言う具合なのですが、スライドさせる方向に迷いがなくなれば
一番速く操作できるようになると思います。
ただし、スライドさせる方向に一瞬でも迷ううちは
携帯と同じ入力方法の方が最も早いかもしれません。
あえて携帯と同じ入力方法で従来のボタン式の携帯と比較しても
かなり入力しやすくむしろ軽快に感じてます。
店頭でちょこっと触っただけの印象では
まだまだ入力方法が難しい気がして迷いがあったのですが、
実際に買ってみてしばらく操作してみて入力の不満はなくなりました。
ただ、漢字変換が少し重いです。
入力した後漢字変換ボタンを押すのではなく、
じっと待っていると漢字変換の候補が出てくるのですがそれが少しストレス。
入力操作は早いのに漢字変換の処理待ち状態になります。
特に地図を表示させながらの検索時の入力とか、自分の登録したアドレス帳
をすべて検索しながら変換候補を表示させているみたいで特に遅くなります。
ソフトウェアのバージョンを 2.0(5A345)→2.0(5A347)にアップしたら
少し速くなりましたけどね。
今後もソフトウェアで機能アップすることが考えられるので
ここは許せる範囲かな。
●ブラウザ
既に持っていた携帯電話にもPCブラウザは搭載されていて、
パソコン用のサイトも携帯から見たりしていましたが、
既存携帯でサイトを見るのとiPhone 3Gでサイトを見るのは別次元。
レスポンスの良さと直感的な操作性のすばらしさでiPhone 3Gの圧勝。
特に気に入っているのが、ダブルタップ(ダブルクリック)のときの挙動の賢さ。
例えばニュース記事やブログ記事を見ているときに、
メニュー部分と記事部分と言う感じでカラムが分かれていると思うのですが、
記事部分でダブルタップすると、ちょうどその記事部分の横幅にあわせて
ブラウザが拡大されるので、ちょうど記事が読み易くなるんですよね。
つまり、ダブルタップすると2倍に拡大すると決まっているわけではなく、
タップされた領域が一番読み易くなるレベルまで拡大してくれるというわけ。
これだけで感動しました。
それでも文字が読みにくい場合は2本の指でつまんで拡大すればいいです。
ダブルタップとピンチを組み合わせて、しかも指でぐりぐり移動させれば、
ストレスのないブラウジングが可能です。
携帯でインターネットしてる感覚よりも、パソコンでインターネットしてる感覚に
近いですね。ただしブラインドタッチの入力の快適さにはかないませんけどね。
この快適さも手伝ってついついいつでもどこでもインターネットしたくなります。
普通は目的を持って行動を起こすものだと思うのですが、
操作性が快適すぎるため、目的もなくインターネットしてしまう
この感覚が芽生えてしまうところがiPhone 3Gのすごさかなと実感してます。
iPhone 3Gまさに化け物です。
ただし、そのおかげでバッテリーが1日持ちません(;´д`)
エネループのバッテリーチャージャー買おうかなって思ってます。
しかしなんといっても、しばしばブラウザが落ちるのだけは勘弁して欲しい。
ソフトバンクから送られてきたアンケートに答えるのに7回かかっちゃいました。
ソフトウェアをバージョンアップしてようやく成功。
バージョンアップしなかったら成功しなかったかも┐('〜`;)┌
ソフトウェアバージョンアップして、絶対に落ちないブラウザになればいいなあ。
●写真
写真の画質や撮影する写真のサイズを変更出来ないのは不満。
当初から懸念していたGPS位置情報(ジオタグ)の自動付与は実現ヽ(´ー`)ノ
最初は「GPS情報を付与しますか?」って聞かれていたのですが、
何度か「はい」と答えたら聞かれなくなり勝手に付与されるようになりました。
やはり位置情報が勝手に付くぐらいが理想的だと思うのでこれはうれしい!
ただし、撮影した写真には確かに位置情報が付くのですが、
メールで送付すると自動的に写真がリサイズされ位置情報がなくなります。
具体的には、撮影サイズは1600×1200なのですが、
メールに添付して送信すると600×800になってしまいます。
普通リサイズすると写真のExif情報とか位置情報とかなくなるんですよね。
つまりメールで直接写真を送付してブログを書くような場合、
写真の位置情報を利用して地図にマッピングしていくサービスは
作れないってことかも。ソウだとしたらもったいないなあ。
多分今いる位置情報を使うサービスや、
直接iPhone 3G内の写真を参照出来るようであれば
それっぽいサービスは出来るでしょうけどね。
App Storeで無料でダウンロードした「SnapMyLife」と言う
サービスはそんな感じです。
●地図
何度も言ってますが地図はとにかく快適。
GPSで自分のいる周辺の地図を表示させ、
「マクドナルド」と入力すると、そこらじゅうのマクドナルドの場所がわかります。
「居酒屋」と入力すると、そこらじゅうの居酒屋の場所がわかります。
「カレー」と入力すると、そこらじゅうのカレー屋の場所がわかります。
友達の住所をアドレス帳に入れておくと、
アドレス帳の住所をクリックすればその場所が地図で表示されます。
なんだか友達を自分の手のひらで転がしているみたいです(笑)
北海道の友達の家の周辺のマクドナルドを調べることも可能(謎)
これもブラウザと同じく、意味なく周辺施設を検索したりしちゃう。
それぐらい魅力的なマシンだってことですな。
これが海外でも使えるとするとすごいなあと思ってましたが、
3Gのローミングで利用すると別料金なので恐ろしい料金になるかも!
海外では無線LANだけに頼ってもいいですが、
良いタイミングで無線LANがあるとも思えないですよね。
ソフトバンクの全部いり携帯923SHにもGPSが付いて、
地図専用ボタンも付いたのでちょっと触ってみたのですが、
全然使い勝手が悪くてiPhone 3Gを使った後だと言葉がありませんでした。
モバイルGoogleマップのページを見ると、
Windows Mobile、ドコモ 903i / 904i / 905i / 906i シリーズに対応とあるので、
これらの機種だととりあえず同じことは出来るのかもしれませんね。
でもタッチパネルの快適操作を兼ね備えたiPhone 3Gには勝てないだろうなあ。
他にも語りたいことは山ほどありますが、
既に長くて読みづらい文章になったので今日はこのぐらいで(笑)