「魔法遣いに大切なこと」という映画を見てきました。
山下リオさんと岡田将生さん主演です。

僕が興味を惹かれたのは、この映画の設定が
魔法が当たり前のように存在する世界が舞台であること。
まあ漫画原作に良くありがちな設定といえばそうですが、
そういうの嫌いじゃないんです。
SFのように近未来的な技術や乗り物が存在する世界観ではなく、
ほとんど現世界と同じなんですが、魔法の部分だけが違う。
もしもボックスみたいですね。
青春ぽい雰囲気もあるので見てみようかなと。

さて内容は、魔法遣いの家系に生まれた16歳の4人の男女が、
魔法士いになるための研修を受ける様子を描いた作品。
いろんな困難を乗り越えながら立派な魔法士になる話に
展開していくのかなあと思って見ていたのですが、
実は一癖あって、、という感じ。
超お勧めではないですが、主演の山下リオさんの
雰囲気に引っ張られてやさしい雰囲気に満ち溢れていて、
最後はちょっと感動する要素もありなかなか楽しめました。

でももうちょっと魔法を見せ付ける見せ場が欲しいな。
まあ魔法が日常に根付いている世界なので仕方ないところか。
イルカがいっぱい出てくるシーンがあるのですが、
作り物感丸出しだったのが、映画にお金をかけられない
邦画な感じに仕上がっていてちょっと残念でした。
とりあえず主演の山下リオさんが非常に良くて、
ピュアさと儚さと強さなどを合わせ持った感じで役にはまりまくり。
彼女きれいだなあ。
今後引っ張りだこになりそうな予感。
次回作は手塚治虫さん原作の「MW−ムウ−」との事です。
岡田将生さんも最近ドラマ等でよく見かけますが、
映画の役にふさわしい配役って感じでした。
一番心境に変化のある役立ったのですが、
その変化はあまり丁寧に描かれてなかったのが残念。
正月映画正直興味をそそられる映画が少ないので、
そんな中ではこの映画はお勧めのほうかな。