今年も「
CEATEC JAPAN 2009」に行ってきましたヽ(´ー`)ノ
10/06から10/10まで開催されており、
平日にいち早く見に行きたかったのですが、
どうしても仕事が忙しかったので、
仕方なく最終日の土曜日に行ってきました!

今年も幕張メッセで開催。
しかし引越ししているのでいつもより遠かった(;´д`)
海浜幕張の駅で降りて幕張メッセに向かうと、
AKB48の写真を売ってる店がやたらありました。
それにダフ屋とかもいっぱい。

そうそう秋晴れの気持ちが良い日にはやっぱり運動会!
みんなで幕張メッセで開催中のAKB48運動会を見守りましょう、、、
って何でやねん( ̄□ ̄;)!!
さてCEATECを3時間ぐらいだけ見てきたのですが、
今年行ってきた感想は去年と比べると盛り上がりに欠ける感じ。
去年は各企業前のめりで新技術を発表する勢いを感じたのですが、
今年は淡々としていてさほど熱気を感じなかったなあ。
3D関連のものも多かったけどあまり熱く感じませんでした。
まあなんとなくの印象ですけどね。
いや、東芝のCELL TVは元気だったかな。
○友達レーダー、投げメール

NTTドコモの遊び心あふれる提案。
いや、磨けば光る実用的な技術かなあと思ったのがこれ。
友達レーダーは普通に便利そうだし、投げメールは
送り先を指定せずにメールを送りたい方向に向かって振れば
相手にメールが届くと言うものですが、こんなことできたら面白い
なあと思い描いていたものが形になった感じ。
今後ますます「位置」と「方角」は重要な要素になるでしょうね。
ニュースで事前に知っていたのでパネルとか見てきましたが、
実際には試さなかったのが少し残念。
○直感検索、直感ナビ

これは実際に使ってみました。
周囲を検索するとAR(拡張現実)のように自分の位置と方角を使って
近くにある店などを検索し、検索した場所にスムーズに連れて行ってくれるナビ。

ディスプレイを地面と平行にすると地図表示のナビが表示され、
地面に垂直にすると周辺のカメラ映像に矢印を重ねたAR表示でナビ。
これは便利かも。
やや不安定さがありましたが制度が完璧になればめちゃ便利かも。
以前auで3DCGみたいなナビがあった気がしますが、
現実世界に矢印示すのがその発展形かも。
カーナビでも交差点に近づくと立体映像で曲がり方を示してくれますが、
フロントガラスに矢印が出てもいいのになあなんて思ったりもしてます。
でもやっちゃいけないんだったっけな(^。^;)
○フェムトセル

こちらは家庭に設置する見に基地局フェムトセル。
設置すると自宅専用のFOMAエリアが開設されるという優れもの。
安定する電波で動画配信しましょうとうたってました。

でも僕は動画配信よりは在宅確認サービスの方が使い道は高いと思いました。
家に入るとフェムトセルと携帯が通信をして在宅状態に。
お母さんが離れたところから子供の帰宅を確認できて安心。
フェムトセルの使い方はそういうサービス方向だと思います。

未来のフェムトセルの使い方映像を見ていたのですが、
フェムトセルを家の分電板につなぐことで、
家の電気の仕様状態を常に携帯で監視したり出来るらしいです。
そして一つ気になったのがこの映像。
冷蔵庫の中身をいつでも確認できるような絵なのですが、
いくら分電板とつないでもこれは分からないだろうと思って、
どうやって実現する予定なのかドコモの係の人に質問してみたところ、
こんなことが出来たらいいなあという希望の未来だそうです。
なんだー残念(;´д`)
僕も冷蔵庫の中身管理サービスは具体的に検討したいと考えているので、
負けないように進めようかな。
○眼で操作できるイヤホン

これも事前にニュースで見ていて
ふーんってぐらいの感想だったのですが、
実際に説明を聞いてみてすごいと思ったのがこれ。

眼の動きを検出するためには眼をカメラで映すのが一般的でしたが、
なんと眼の動きによって変化する電流を検出しているのだとか。
電流の変化のみを読み取るので眼を瞑っていても検出可能。
デモはちゃんと動いてました。
誤動作だけが心配なのでここも質問してみましたが、
通常の動作で発生しにくいアクションをコマンドに設定する
必要がありますねとのこと。
デモでは右右、とかぐるりと回したりってコマンドでした。
○水晶ディスプレイ

小さいブースで展示されていましたが、
なんか格好よかったのがこの水晶ディスプレイ。
下から映像を写しているようですがなんか占いっぽいですね。
○4K2Kテレビ

今フルハイビジョンとか言ってますが、
そのうちフルハイビジョンが時代遅れの解像度になるときがやってきます。
今NHKが実験中なのがスーパーハイビジョンで、
その解像度は7680×4320とフルハイビジョンの16倍。
そして今回パナソニックのブースで展示されていたのは
4K2Kの解像度(3,840×2,160)のテレビで、フルハイビジョンの4倍。
映画館も4K2Kに対応したものがチョコチョコ出てきてます。
今普及しているテレビの大きさでこの解像度が実現すると
どんな解像度の映像になるのかなあと思うのですが、
今回展示されていたのは実際に4倍ぐらいの大きさがあったので、
画質としてはよく目にする画質とほとんど同じでしたが、
めちゃくちゃきれいで迫力ありました。
画質が良くなるのはいいことですが、
ハードディスクレコーダーとかDVDやBlu-Rayとかのソフトも
買い替えが迫られる時がやってくるので大変ですよね(笑)
○CELL REGZA

これは年内発売ということもあって注目を集めてましたね。
去年も展示されていたので見ていましたが、
その完成度が高まっていよいよ発売にこぎつけた感じ。
チューナーを12基搭載とかはソニーのパソコンも発売していたので
いまいち驚きがなかったのですが、チューナーはやっぱりテレビ!
と思っている僕としては、テレビに複数のチューナーを搭載してきたのは
非常に便利かも。
3TBのハードディスクで全番組を録画しまくりです。
CELLが搭載されたからこそこれだけの同時録画ができるみたい。
8番組同時表示もCELLがないととてもできないとおっしゃってました。
録画した番組をコンテンツとして直感的に検索できるナビゲーションとか
ちゃんと搭載しているのは便利ですね。
一日分のテレビが急に丸ごとコンテンツに見えてきます。
会社でうわさになってたテレビを帰ってから探して見られるというのはいいですね。
YouTubeで違法の録画を探さなくても、自分でとった番組から探せばいい!
○TransfarJet

ソニーのケーブルで機器をつながなくても
置くだけでデジカメや携帯のデータが送信できるというTransfarJet。
これ実はめちゃくちゃ普及して欲しい。
接するぐらい近づけないとだめですが、
ケーブルで接続するのと置くだけの手間は大違い。
近づけないとだめだからできることってのもありそうな気がしてます。
○3Dテレビ全般
東芝、ソニー、パナソニック、シャープ、三菱など
各ブースで3Dテレビの展示が見られました。
パナソニックは今劇場で公開している3D映画を家庭でも楽しむようなもの。
三菱は外国で発売済みの3Dテレビ。
シャープも東芝もパナソニックと同じような感じの3D。

ソニーは3D撮影できるカメラという展示でした。
パナソニックで少しだけ話を聞きましたが、
プレイヤーと伝送経路でちゃんと3D規格に対応したものを作りこんで
テレビは基本表示するだけみたいな感じのことをおっしゃってました。
でも一応左目用と右目用の2つの映像を同時に処理できるためには
対応テレビである必要があるみたい。
普通のテレビで見たら3Dコンテンツも普通に2Dコンテンツとして
見られるようなになるだろうとのこと。
映画とかは3D版が大量生産されている今なので、
一応対応したテレビを導入して家でメガネかけてみるのもいいかもね。
情報通信研究機構というところが、
裸眼立体表示システムを展示していましたが、
去年見たスーパーカーの映像そっくりなものが展示されてました。
あれ?去年と同じ?
裸眼立体でもメガネ立体でもいいのですが、
本気で満足できる3Dはまだまだだなあ。
メガネをかけて見る3Dは、
CGならそこそこ飛び出て見えるものが多いのですが、
実写映像の場合ステレオグラムみたいに境界部分だけ
不自然に浮き上がったような立体感が多いんですよね。
それに動きが早いと立体感が失われるようなデモが多いなあ。
まだまだだと感じます。
ほかにもいろいろ見たのですがとりあえずこれぐらいで。
なんかわくわく感少なかったなあ。