■2009/12/01
●アナトリア文明博物館
12/1は朝から約200kmの大移動。
首都アンカラへ向かいました。
アンカラでの観光の目玉は、
「アナトリア文明博物館」の見学。
トルコを訪れる日本人の2割しか訪問しないが、
フランスの人は8割が訪れると言う博物館です。
2割の人間になりましたヽ(´ー`)ノ
こちらがアナトリア文明博物館の入り口。
ちょっとした庭みたいな空間が美しくて、
なぜか頭のない動物や人の像がたくさん並んでました。
こちらはロビー付近の写真ですが、
中は天井が高くて趣きある雰囲気。
実に好みの雰囲気です( ̄ー ̄)
天井が高いせいもあり見るフロアは一階層しかないのですが、
博物館の中心部分は主に壁画と像の展示。
ここがまた雰囲気良くて神秘的で良いところに来たなあって感じ。
わくわく感が一気に上がります。
壁画を遺跡とかで見るのももちろんいいのですが、
こんな風に博物館に切りだして展示してあるのを見るのは初めてかも。
これはこれでじっくり見ることができ、ライティングなども手伝ってすごく良かったです。
壁画の説明もいろいろ伺いました。
そして壁画の展示の周りを取り巻くようにあるのが、
旧石器時代からヒッタイト、ギリシアやローマ、ビザンチン時代までにいたる
貴重な収蔵物が展示されており、青銅器や焼き物などいろいろありました。
こちらはこの博物館で最も重要な展示物の1つである地母神の像。
説明もじっくり受けて、いろいろ勉強になりました。
この博物館は行くことができて本当に良かったなあと思いましたね。
●アタチュルク廟
アナトリア文明博物館を後にして、
そのすぐそばにあるアタチュルク廟へ。
トルコ共和国の創立者アタチュルクが眠る霊廟です。
結構広い空間で、入場するときのチェックなんかも厳しい感じでした。
中に入るとこんな感じで広い空間。
写真を撮った反対側にアタチュルクの棺のある建物があり、
その建物を取り囲む回廊部分は独立戦争博物館になっていました。
中の広場では軍人さんが隊列をなしていて、
非常に統率されていて、表情を全く変えずにきりりと前を見て行進。
まるで人形のような印象を受けました。
こちらがアタチュルクの棺。
オバマさんが訪問した写真なんかもありましたが、
手を合わせるトルコ人の女性は涙を流しておられました。
それ程アタチュルクさんは偉大な人だったと思われます。
国の至る所にアタチュルク像があるんですよねー。
●カッパドキアへ向かう夕日
アンカラ駅にの構内でご飯を食べたり鉄道を見たりしつつ、
この日の宿泊先であるカッパドキアへさらなる大移動。
またまた300kmぐらいの移動となりました。
移動中のバスから見えた夕日。
非常にきれいでした。
トイレ休憩に寄った場所からも写真を撮ってみました。
基本移動する際は左右に荒野が広がっている場所が多く
景色もきれいなんですよねー。
●カッパドキアの洞窟ホテル
ようやくカッパドキアのあるネヴシェヒルという地方に到着。
この日泊ったのはウチヒサールカヤという洞窟ホテルでした。
廊下の壁も部屋の壁も石でできていました。
非常に良い感じのホテルでした。
これが泊まった部屋から見えた景色。
プールのライトアップがきれいです。
この右側と奥にすでにカッパドキアの奇岩群が見えていましたが、
あまりにも壮大な景色に次の日が楽しみで仕方ありませんでした。
朝の風景も含めて次のブログ記事で改めてご紹介しまーす。
ということで3日目も終わり。
アンカラ見学はあまり期待していなかったのですが、
博物館がめっちゃ良かったのでうれしい誤算でした。