2008年11月01日

「ブタがいた教室」鑑賞

映画の日を利用して「ブタがいた教室」を見てきました。
妻夫木聡さんが先生役で主演。
そして子供たちが26名。

この映画は実話を元にした映画で、
“ブタを飼って、飼育をした後、自分たちで食べる”という授業。

ブタがいた教室
最初はブタかわいいと思って気軽に飼い始めたかもしれないけど、
卒業が近くなってくると、"食べる"と言っていた最初の話が
簡単な話ではないことに気づく。

なかなか見ごたえのある映画でした。

ブタがいた教室
Pちゃんと名づけてみんなで愛情を持って育ててきた
ブタを本当に食べることができるのか?
食べない解決方法はあるのか?
責任を取るってどういうことだ?
正解のない議論を子供たちが熱く繰り広げます。

ストーリーはほんとそれだけ。
ブタの飼育と卒業時にブタをどうするか。
シンプルだけど本気で悩み考える子供たちに見入っちゃいます。

この問題は難しいですね。
大人ならまだしも、子供の視線でこの問題は難しいでしょうね。

ブタがいた教室
子供たちには台詞も結末もない脚本が渡されていたらしく、
議論のシーンなども含めてすべて本物。
それぞれが自分の考えを述べ、涙を浮かべながら白熱。

実際にブタも飼育していたみたいですし、
本当に映画の撮影を通じて貴重な体験をして成長した感じ。

そして妻夫木聡さんの演技もすばらしい。
自然な演技で優しい感じで頼りがいもある、
それでいて新任の若さもたっぷり感じられる。
この映画の先生役にぴったりだったのではないでしょうか。

見終わった後生徒役の子供とかがロビーにいました。
自分が出演し、体験したこの映画をどんな風に感じたんでしょうかね。

ブタがいた教室
こんな投票があったので僕は食べるに一票入れてきました。
posted by ヒロ at 23:40 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(3) | 映画
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