「クリスマス・キャロル」を見てきました。
本作も今流行の3D版がメインで上映されているのですが、
今回はあえて通常版の上映で見てきました(-"-;)
映画の感想の前に3Dについて。
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3D版は2,000円。
一般価格の1,800円と比べると200円高いだけですが、
前売り券の1,300円よりは700円高い!
前売り価格に+200円で見られるようにしなかった
強気な姿勢に映画業界全体に反感を感じてます。
今まで3D上映されているものは全て3Dで見てきましたが、
3D映像ってそんなにたいしたことないなあと言うのが結論。
専用眼鏡をかけることで映画全体が暗くなり目がかなり疲れるので、
それで値段が高くなるのはデメリットの方が多すぎ。
3D版があるのに見ないのは損してる気がちょっとしちゃうんですけどね。
今後3Dで見るとしてもCGの映画だけにしたいなあ。
実写映画の3Dはこの前ファイナルデッドサーキット3Dで見ましたが、
映画全体がリアルに見えて臨場感が増すというよりは、
一部飛び出して見えるという感じでいまいちでした。
飛び出す映像と奥の映像にうそっぽい境界線も感じたりもしました。
CGの方が画面全体が計算された映像で作られているので、
実写よりもしっかりとした立体映像に仕上がってると感じます。
今度から通常版をメインに見ようかなあと思うのですが、
日中の良い時間帯は3D版しか上映しなさそうなので
映画は見たいのに良い時間に見られないというジレンマになりそう、、
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さて映画の感想ですが、
基本的には面白く迫力もあって良かったけど
すっごーく期待していた気持ちを満足させるほどじゃなかったです。
偏屈な老人の心が変化する物語なので僕が好きな種類の映画なのですが、
スクルージの心の変化をじっくり描くと言う感じよりは
結構勢いで過去現在未来を振り返ってさて結果は?って展開に見えました。
幽霊に会うなり偏屈さはそれほど感じられなくなっちゃってましたし、
結構最初から人間らしい反応だったような。
幽霊にいろいろされても最初は偏屈を突き通して欲しかったなあ。
あと幽霊と追いかけあうシーンとか何のためにあったんだろう。
3Dだと迫力があるシーンになってたのかな?
最後の展開は予想通りでいいと思うのですが、
中盤が必ずしも満足できなかったので70点ぐらいかな。

それにしてもこの映画本当に映像が綺麗。
たまに実写かと間違えそうになるぐらいリアルさがあります。
ロバートゼメキス監督が作った映像工房IMD、ただものじゃないですね。